リスタートのきっかけ(と、ひとつの気づき)№2 2/14

インナーチャイルドと向き合うのが苦痛で避けるようになってしまった私ですが、
再度取り組みはじめることにしました。
理由は、一度開こうと決めた心のドアを再びしっかり閉じることができず、
日々の生活で湧き上がってくる怒りやイライラが治まらなかったから。
それと、もう一つの理由があります。
現実的なカウンセリングを試しに受けたことで、ヒントを得たからです。
今回はそのことについて記します。
まず、そのころの自分の状態についてからスタートします。


いつも何度言っても伝わらない夫にイライラの日々。
子どもと向き合うのが苦痛でしんどいと伝えているのに、
一緒に改善しようと努力してくれないことへの不満。
口を開けば「病院に行って、薬を飲めばよくなるのでは?」という
見当違いのアドバイスのみで、本当に辛かった。
夫は単身赴任で、平日は私と子供の二人だけの生活が
どれだけ心理的負担があるのかわかってもらえない。
赴任先で家族一緒に生活しようって言ってもらいたかった。
この家は子供や私の心より大事なものなの?と何度も訴えた。
こんな心の安定しない母親に育てられる子供が、
なぜ可哀そうだと、早く何とかしなくちゃと思えないんだろう?
だんだん簡単な地域の役割が重く感じるようになって、
身体もSOSを頻繁に出すようになったし、
モノクロのザリザリした世界で生きていくのが辛くて
早く空へ帰れたらいいのに…という考えも頭をかすめるようになってた。

ある日、子どもが私の心を突く一言を夫に向かって言った。
それは彼女なりの私への思いやりからの言葉だったのだろうけど、
私にとっては勝手に自分の心を決めつけられたことが耐えられなかった。
今までも度々同じようなことがあったから。
夫も子どもも、なんでいつも勝手に決めてしまうんだろう。
全然違う思いなのに。
やめてっていつも言ってるのに。
そんな気持ちが溢れて、「決めつけないで!」と言って、泣いてしまった。
すぐに誤って欲しかったけれど、夫と子どもは〈そっとしておくこと〉を選択した。
だいぶ時間が経ち、ご飯の時間になってやっと誤ってきたけれど、
子どもの声は聞こえなくて、ちゃんと言うように声掛けしない夫にもまた腹が立った。
だから子どもが声をかけてきた時に無視してしまった。
これを見た夫が驚いている空気。

そんな夫に、思っていることを吐き出した。
いつだって伝わらないけど。
でも、今自分にできることは心の内を伝えることしかなかったから。
話を聞けばそれでいいと思っているのかな?
でもね、聞き流されるのは苦しいんだ。
それって無視していることと同じだよ。
なんで解決しようと一緒に考えてくれないの?
なんでちゃんと心で向き合って話を聞いてくれないの?
聞いて考えて行動してるって言うけど、
それだって勝手に判断して、独りよがりな結論で行動しようとしてる。
何を聞いているの?
勝手に判断されたくないから、何度も何度も話しているのに!
そうやってずっと無視してこられたから、心がズタズタになってるのに。
自分はいつだっていい夫アピールで外部評価で鼻高々になってるけど、
その言葉の裏で私をいつも下へ下へと下げているんだよ。
そんな恨みのような気持ちから、
比べちゃいけないと思ってずっと黙ってきたけれど、
奥さんが苦しい時に本当に求めていることをしてきた
ママ友の旦那さんの話をいくつか言ってしまった。
でも、私は異常なほどボロボロになった産後の身体を抱えていた時も
ただ自分を抑え込んで我慢するしかなかった(助けてくれる場所を探す余裕もなかった)し、
うまく子供と関われない悩みも共有できず、
解消できそうな講座を自分で調べて、自分で支払ってきた。

その話を聞いたあと、
夫はカウンセリングを受けてほしいと言ってきた。
また病院送りにしようとしてる?とは思ったけれど、
自分が私の好きそうなところを探すし、自分が支払うから。
カウンセリングを自分も受けなきゃいけないならうけるからと
今までとはちょっと違う提案をしてきた。
そして数日後、夫からのラインでオンラインで受けられる
過去の傷を癒すのが得意なカウンセリングルームを紹介された。
この日のこの時間に予約したというラインに引っ掛かりを感じたものの、
この時は夫の気持ちがただ素直に嬉しかった。

そんなこんなでカウンセリング当日。
子どもの事や両親の家族構成、お酒を飲むかなどを聞かれ、
幼少期・小学校・中学校・高校での
親とのかかわり、友達や先生とのことを話していくうちに
どんどん母とのことのみに焦点が合わされていく。
たくさんの愛を与えてくれた母のように
自分が子どもに愛を与えてあげられないことが
本当に申し訳なくて辛いし、罪悪感にさいなまれてしまうこと。
母との関係は良好だったこと。
ずっと父との関係がよくなかったせいでの心の傷だと思っていたので
意外な方向へ話が進むので戸惑ってしまう。
カウンセラーからみると、母との関係が影響をしているとのこと。
母を悲しませてはいけないという思いから、
愛をただただ受け取れる環境にいなかった。
むしろ自分が母を愛で包もうとしてきたから、満ちているべき心(愛)が空っぽなんだと。


私のインナーチャイルドの傷の大元は母にあったのだと気づいたこと。
これがリスタートのきっかけになりました。
そして、改めてインナーチャイルドと向き合う講座の教材を見てみると
私と母の関係は共依存なのかもしれないと思うようになりました。

そして、今回この文章をつづっていて、
夫がカウンセリングを薦めてきた部分で、
あれ?私、もしかしたらカサンドラ症候群かも??とハッとしました。
他人に無関心な父(思いやりがないか発達障害だと思ってきた)と
人の心に寄り添う母(気持ちが通じないことが理解できず傷つく)を見てきて
母はカサンドラ症候群になっていると、子どもの私は思っていました。
そして、今、私もよく似た環境に身を置いている。
これはインナーチャイルドがねじくれて引き寄せた現象で、
同じ状況から私は脱してみせるぞ!と頑張っている状態なんだと気づきました。
父と夫はタイプが違うので気づけない視点でした。
でも、なんだかとっても腑に落ちてしまったのです。
インナーチャイルドや共依存を学んでいる最中だからこその閃きだったのでしょう。
夫原病だと冗談のように言ってきたけれど、ちょっと当たってましたね。
もし今度カウンセリングを受ける機会があったら、
カサンドラ症候群についても相談してみようと思います。

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