敵を知ることは、己を知ること。ひいては幸せへと通づる。

子供のころから悩まされてきた『蚊』の存在。
私にとっての天敵です。

蚊に刺されると、ブックリと大きく腫れて、異様なかゆさ。
ガーゼで保護して、搔かないように我慢しても、
水泡(膿)ができてしまっていました。
こうなると、ちょっと当たっただけでも「痛ーっ!!(涙)」ってなります。
やっと膿が潰れても、両腕振って喜べません。
シミになって一年近く色素沈着します。

嬉しかったことがあるとすれば、
膿のおかげでプールの授業をさぼれたことかな。
大人になってからは、何の恩恵も受けていないどころか、
夏も夏服も楽しめなくなっていました。

蚊は3階以上にはあまりやってこないとの情報を得ていたので、
結婚を機に新居を探す際の条件にも、
当然のように「3階以上であること」が入っていました。
(結局その条件にマッチするお部屋は見つからず、2階のお部屋に住むことに…(涙))

その後、賃貸から持ち家の話になった時は、
庭付き一戸建て希望の夫とマンションの3階以上を希望する私で
話し合いは平行線。

庭なんてついていたら、
しかも夫がやりたがっている家庭菜園を窓のすぐ外でされたら、
それこそ蚊に生息場所を提供するようなものじゃないですか!!
無理! 無理!! 無理~!!!
断固反対!

…だったのに、今は一戸建てに住んでいます。

だって、夫の仕事関係で勤務場所を他県に移動する話が出た際に、
一人だけ今の部署に置いて行かれちゃうのを見ていたら、
なんだか不憫で…。
つい…「ここにいるのなら、家建ててもいいよ」
なんて言ってしまったんです。
↑今となっては大後悔。。。

少しして、夫も会社の皆と同じ所に異動になり、
宮本武蔵になりきって鼻高々と移っていきました。
えぇ、この家と菜園と庭、そして娘と私を残して、一人去っていきました。

週末に帰ってきて、せっせと畑仕事&除草に励んでいる夫ですが、
平日の水やりや実った野菜の収穫は誰がしているか、は明白ですよね!
そして、蚊の生息する6月末~11月末には、
想像を絶する戦いが繰り広げられるわけです。
(ほぼ一方的にやられる。トホホ…)  

最近は、蚊に刺されるたびに
ガッカリしたり、悲しい気持ちになりながら、
なぜ蚊に刺されると症状が強く出るの?
蚊は私にとってどんな意味がある存在なの?
と強く疑問に思っていました。

そんな折、2階(わが家は2階建て)から
偶然目にした朝焼けがそれはそれは綺麗で、
「2階からだと空が近いし、眺めがよくて気持ちがいい」などと思いつつ、
ほんのしばらくの間ボーっと眺めていたら、
〈高い所で暮らした方が私には合っていることを、
蚊は教えてくれていたんだよ〉
と胸に響いてきました。

何と―!そんな理由があったとは…!!
そうとも気が付かず、一戸建てに住んじゃった!
しかも、1階で寝起き含めてほぼ全ての生活してるし。
えっ、もしかして1階にいるせいで、
だんだん体調悪くなってたりするのかも???
2階リビングにすればよかった?
せめて2階で寝るようにしてみようかな?
などなど、頭の中で思考がグルグルしていました。

蚊は天敵。大嫌い。恐怖の対象。
ではなく、蚊は私にとってのベストを教えてくれている存在だったのですね。
だとしたら、蚊に言う言葉は「ありがとう」。
強い反応を示してくれる自分の身体にも「ありがとう」。

とはいえ、家を買ってしまった後だし、今更わかっても遅かった…
どうせこの家からは抜け出せないのが現実…
そんな風に思ってしまうこともあります。
でも、これは自分にふさわしい物に気づくために
必要不可欠な大切な経験のはずです。

気づけたのなら、人生はやり直せる。
もっと良い方へと好転していけます。
私にピッタリフィットする住まいが見つかるし、
必要な時には必ずお金は巡ってくる。
絶対、大丈夫。
この思いを宇宙にオーダーして、その時が訪れるのを安心して待つことにします!

それに、このことは他の事にも応用可能。
自分が不快に思うこと・嫌なこと・抵抗があること・不可抗力なことが出てきたら、
敵視するのでも、見て見ぬふりをするのでもなく、
どんな意味があるのかを見つめていけば、
自分にとって『気分の良い・嬉しい・幸せなコトや物』に繋がっていくはず。
もっともっと心地良い状態になっていけるってことですよね。
そう考えられたら、どんな出来事も幸せへの道しるべ。
何があっても、毎日ワクワクできちゃいそうですよね!
そんな前向きな思考で生きていきたいです。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
皆様に素晴らしい幸運がたくさん降り注ぎますように。
愛をこめて…

#日記#蚊#自分を見つめる#引き寄せの法則#スピリチュアル#気づき

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